わたしの原点

新潟の自然が多い田舎に生まれ、空、海、山が大好きな活発な幼少時代を過ごす。

祖父は信心深く、俗に言う霊感の強い人でした。その為か、目に見えない世界が日常の暮らしの近くにあり、沢山の神秘体験を経験しながら育ちました。私の名前、「多美枝」という名前も、眞言沙門の修験僧に名付けてもらいました。

祖父からの遺伝により、兄弟の中でも特に霊感の強かった私は、幼少期の頃から自分自身の身の回りに起こる様々な霊障現象に悩まされ、当時は、自分の霊感が嫌で嫌で仕方がありませんでした。

その後、20歳で上京し東京へ。エステティシャンとして忙しい毎日を送る中、気がつくと「霊感」は感じられなくなっていました。26歳で結婚を機に長野へ移り住み、東京で磨いたエステティシャンとしてのキャリアを活かして、エステティックサロンを経営。仕事も充実し順調な人生だと感じていました。

ターニングポイントとなった中越地震

ターニングポイントとなったのは、2004年（平成16年）10月23日17 時56分に発生した中越地震。私の実家が震源地でした。この人生観まで変えてしまうような出来事から間もなくの3月。30歳の誕生日。ここから、また本格的に「霊感」に悩まされるようになりました。

子供の頃とは違い日常の生活に支障をきたす程で、それでも、「目に見えない物は信じない」、「霊感なんて信じない」、「もう私に見えるはずが無い」と、自分を受け入れる事が出来ず、自己否定をし続ける日々。そして、心と身体に限界が訪れ、視覚と聴覚の異常を感じたことをきっかけに病院で診察を受けた結果、医師からは自律神経失調症と診断。

エステティシャンという職業柄、精神科関係の薬を飲む事に抵抗がありましたが、病状も悪く致し方なく薬を飲む事に。そして、薬の副作用から不眠症になり、ドンドン薬の量が増えていきました。そう、鬱病になっていました。寝たり起きたり、仕事したり出来なかったり、なんとかスタッフと家族に支えてもらいながらの日々。「なんの為に生まれてきたのか？」と、自問自答する日々が続きました。

ヒーリングとの出会い

幸いにも約1年が経とうとする頃に、「本当にこのままで良いの？」、「今まで生きてきた事をなかった事にするの？」、「せっかく、ここまで生きてきたのに、このままで終わらせたくない！」というガッツが湧いてきました。まずは、「薬を止めなければ！」と試行錯誤を繰り返す中、ある時、ヒーリングに出会います。アロマを使ったヒーリングを試したところ、これが自分にとって効果覿面で、完全に薬を止める事が出来ました。

心も身体も復活し始め、次に考えたのは、「この霊感、目に見えない情報を、常に聞こえたり見えたりしないように、スイッチのオンとオフを付けられたら良いんじゃないか？」と考え、スピリチュアルを学び始めました。ここから、私のための魂の旅が始まったのでした。

ハワイへの導き

そこから、不思議な事に「私のことを観てください。」とお声がかかるようになっていきました。でも、当時はエステサロンのお仕事も軌道に乗っていたので、スピリチュアルをお仕事にする気はありませんでした。それともう一つの理由として、当時の私は幸せを感じていませんでした。「そんな私が人様の幸せのお手伝いを出来るのだろうか？」、「お手伝いをしても良いのだろうか？」との想いから、どうしてもスピリチュアルの仕事を自分が行うことに対し、一歩踏み出せずにいました。

そんな中、転機となったのは、スピリチュアルの勉強で訪れたハワイでの出来事。ハワイの聖地と呼ばれるその場所で、火・土・風・水、すべてのエレメントを感じながらセッションを受けていた時、自分自身の中で、何かが大きく変わる瞬間が訪れました。“その瞬間は大変不思議な体験”でした。

今まで本当の自分と向き合おうとせず、自己否定をし続けた日々。そうではなくて、「私は何者でも無い、私は私なんだ」と深い気づきを得たのです。そして、それまで否定し続けていた、ありのままの自分を受け入れ、スピリチュアルをお仕事として、関わらせていただくようになりました。ここから、公私ともにハワイへの導きがはじまりました。

ボディメソッドとスピリチュアルを融合した「クリアリングメソッド」を考案

38歳の春に自信が描いていた、外面美のエステティックと、内面美のスピリチュアルの融合の形を提唱していた、カリフォルニアのエサレン研究所へ学びに行くことに。少しハワイとは違う学びの場を求めてのエサレンという選択でもありました。しかし、そこでまた、ハワイ島の方との出会いがあり、夏に開催される「カメハメハ式典」に参加することに。3週間かけて式典にむけて準備するハワイアンの方々のチームに参加。ハワイ島の渓谷、ビーチなどでの約3週間に渡る古代ハワイアンの暮らしを体感。日本人としては珍しい参加でした。

このような貴重な体験を重ねる中で、エステティシャン（美容の世界）とスピリチュアル（精神世界）、ともにその本質は、自分自身がそうであったように、まずは、“ありのままの自分を受け入れてシンプルになること“、その先に、”自分が本当に求める世界（人生）を見つけることができる“、そう実感し、オリジナルで数々のクリアリングメソッドを考案し、提唱を始めました。

どんなに素晴らしい化粧品を使っても、汚れがたっぷりのお肌には浸透しないように、精神世界のメソッドも、クリアー（シンプル）な人の方がより良い体感が得られます。ただ、そのクリアーになる方法がどんなに素晴らしいものであっても、あまりに高度で難しいものだと、いくらお金と時間をかけて学んだものでも、実生活に活かすことが難しいと感じています。それは、自分自身が多くのメソッドを学び、感じた課題でもあります。

『使えないと意味が無い！』

使いこなすにはまず日々の生活を丁寧にする事で、気づきを見つけて行くこと。そうする事で、自分の望みや意識に気が付いていけるのです。それと、分かりやすく使いやすいこと。そのような私の体験から、日常の生活の中で簡単に使える、ボディメソッドとスピリチュアルを融合した「クリアリングメソッド」の「ノアワーク」を考案し、多くの皆様のお役に立てるよう提唱しています。

このクリアリングメソッドの最大のギフトは・・・
「ありのままの自分で居ること。」

「ノアワーク」とは、３ヶ月で物事の捉え方をかえ、多面的に捉える力を育むオリジナルメソッドです。このメソッドを通じて一人でも多く方とこの感覚を共有し、自分らしく豊かな心で過ごしていくお手伝いをさせて頂けたらと思います。

これまで約25年間でのセッション・施術総数は、延べ10.000人以上を数え、オリジナルメソッドの「ノアワーク」のセミナーに至っては、500名を超えている。そして、これらの活動を書籍化。2020年9月、『クリアリングの魔法で、おそろしいほど幸せになる！』 を出版。

TimeWaverとの出会い

その直後、2020年12月。検査を受けた結果、腫瘍が見つかるという出来事が起こります。

この出来事をきっかけに、友人の勧めで出会ったのが TimeWaver でした。

そして、たった一回のセッションで腫瘍の状態が激変するという不思議な体験を通し、半信半疑のまましばらくセッションを重ねました。不思議なことに体調だけでなく、ビジネスにも大きな変化が続き、何よりも自分の「在り方」や、「意識」にも変化を感じるようになりました。2021年4月『クリアリングの魔法で、おそろしいほど幸せになる！』マンガ版 電子書籍出版をし、気づけば、2021年5月にはTimeWaverが手元にありました。その後も変化をし続け、2021年7月には2冊目となる『3分間のクリアリングでキレイになる！ハワイアンペレズメソッド＆エクササイズ』出版。その後、2021年11月より、エステティシャン・ヒーラー活動に加え、TimeWaverセラピストとしての活動が本格化。約4年間で1,000名以上の個人・経営者のセッションを行っています。2024年4月3冊目となる『願望激速！タイムウェーバー量子の力があれば、最速で幸せになれる！』 出版。

現在、そして未来へ

そして2026年――
ハワイ・マウイ島の大地と植物のエネルギーを宿したオリジナルアロマオイルブランド「Haumana（ハウマナ）」を本格始動予定。

Haumanaは、エステティシャンとして25年以上、“外面美”と真剣に向き合ってきた私が、最終的にたどり着いた「内面美との融合」のかたちです。

どれほど高品質な化粧品や技術を用いても、心が疲れ、感情が滞り、本来のエネルギーが流れていなければ、美しさは一時的なものにとどまる。それを、私は現場で何度も見てきました。一方で、心と意識が整った瞬間、肌の透明感、表情、呼吸、姿勢までもが変わっていく。
その変化もまた、数え切れないほど目の当たりにしてきました。

Haumanaは、そんな外面と内面、両方を知り尽くしたエステティシャンとしての経験と、魂の故郷であるハワイで受け取ってきた自然の叡智を、ひとつに結晶させたプロジェクトです。

火・水・大地・風――
マウイ島の自然が持つ本来のリズムと生命力を、植物という“触れられるかたち”に宿し、肌に、呼吸に、日常に、やさしく届ける。それは、スピリチュアルな癒しであると同時に、エステティシャンとして培ってきた「結果につながる美」への確かなアプローチでもあります。

ハワイと日本。自然と人。外面美と内面美。

そのすべてをつなぐ架け橋となり、忙しい日常の中でも、「本来の自分に還る美しさ」を思い出してもらうこと。

Haumanaは、これまでの人生で積み重ねてきたすべての学びと体験を注ぎ込んだ、私自身の“最高傑作”としてのブランドです。